今回は、日本HPの13.3インチノートPC「ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU」のレビューとなります。
本製品のポイント!
☑重量1.25kg
☑IEEE802.11ax(Wi-Fi6)搭載
☑バッテリー最大 17 時間
☑価格:¥94,800(税抜)(¥104,280(税込))
目次
スペック:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
まず、スペックから確認します。
AMD Ryzen 3を搭載した軽量コンパクトなノートPCです。
ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 3 4300U |
グラフィックス | AMD Radeon |
メモリ | 8GB オンボード (3200MHz, DDR4 SDRAM) |
M.2 SSD | 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) |
液晶パネル | 13.3インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ |
無線 | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth5.0 |
重量 | 約 1.25 kg |
外観:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
ここでは、「ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU」の外観を確認しました。
やはり、キーボードスライドパッド、入出力端子などどうなっているか気になりますし。
本体外観および添付品:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
本体と添付品です。
ACアダプターは、丸みを帯びたタイプでコンパクトです。
なにより、本体ちっちゃい。
1.25kgと十分軽量です。
本体裏面:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
360度回転するので、ディスプレイの裏側が設置しても良いように、接触する面が多くとられています。
本体右側:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
左からSDカードリーダーとUSB端子とACアダプター端子です。
USB端子は普段使わないときには、カバーで隠れています。埃等が入りにくくなるので、これはよいですね。
本体背面:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
HPのノートPCは、ディスプレイと本体の接続部にブランドロゴが記載されています。
確かに、デザインにこだわっているのがわかります。
本体左側:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
左側から、ヘッドセット端子、USB端子、USB-C端子。
USB-C端子は本体の電源が切れていても、スマートフォンなどが充電出来たり、ディスプレイに接続出来たりと使う機会が多そうです。
HDMI端子はディスプレイへの接続にしか利用できなかったので、邪魔という方もいたと思いますし。
ディスプレイ:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
ディスプレイはグレア液晶で、電源オフの状態だとかなり映り込みます。
写真をなにで撮っているかまでわかりますね。
ディスプレイの上部に、白い丸が見えますがこちらはカメラです。
利用するときはキーボードからワンタッチで切り替えられます。
キーボードとスライドパッド:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
やはり、入力デバイスの使い勝手は大事です。
ここでは、キーボードとスライドパッドの使い勝手を確認しました。
キーボード:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
電源ボタンはできれば独立しておいてほしいところ。
電源ボタンの左側には、カメラのオンオフを切り替えるボタンがあります。
エンターキーの横にいくつかキーがありますが、これは、誤タイプを誘発するのでやめてほしいところ。
どうしても気になる方は、フリーソフトを利用してキーを無効にしておくと良いでしょう。
指紋認証が矢印キーの左側にありますが、独立させても良かったのではないかと思います。
他社では、電源ボタンやスライドパッドに
スライドパッド:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
スライドパッドは、iPhone 8の画面より少し大きいサイズ。
タッチジェスチャーに対応しているので、拡大縮小もこちらから可能です。
各種ベンチマーク
ここではPCの性能を図るため、各種ベンチマーク結果から確認します。
標準的なノートPCですので、複数のベンチマーク結果をご紹介。
CINEBENCH R20ベンチマーク結果:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
結果詳細
CPU名 | 結果 |
---|---|
Intel Core i5-8265U | 1117cb |
Intel Core i7-8665U | 1153cb |
AMD Ryzen 3 4300U | 1471cb |
Intel Core i7-9750H | 2617cb |
Intel Core i9-9980H | 2930cb |
Intel Core i7-10875H | 4184cb |
Intel Core i9-10885H | 3370cb |
Intel 第8世代「Intel Core i7-8665U」と比較しても高性能という結果となりました。
Intelは現在第10世代がメインですが、第8世代のCPUを搭載したモデルも販売されています。
同一の世代であれば、Intel Core i5と同等と考えればよいでしょう。
そのため、OfficeやWebの閲覧、動画鑑賞、PowerPointなどでのプレゼンといった作業であれば、Ryzen 5以上のスペックはオーバースペックになるでしょう。
CrystalDiskMarkベンチマーク結果:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
M.2 SSDを採用しており、十分高速です。
読み込みの結果は期待値どおりなのですが、書き込みの時間が少し低い結果となっています。
ベンチマークの裏側でなにか動いていたのかもしれません。
機会があれば、再度実施してみます。
DQ10ベンチマーク結果:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
グラフィックスは、専用グラフィックスではなくCPU内蔵のもであり、性能は高くありません。
とはいえ、画質を抑えれば、DQ10のような軽負荷のゲームタイトルであれば、十分プレイできそうです。
このあたりも、IntelのCPU内蔵グラフィックスと比較しても少し高い結果となります。
FF14ベンチマーク結果:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
FF14などの本格的なゲームを快適にプレイするのは、難しそうです。
画質設定を落としても、好転することはないでしょう。
3DMARKベンチマーク結果:ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU
最後に
今回は、「ENVY x360 Laptop - 13-ay0047AU」を確認しました。
公式サイトでは、上位モデルが人気でRyzen 5やRyzen 7を搭載したモデルが売れているようですが、この性能なら多くの場合Ryzen 7のモデルを購入する必要はないでしょう。
これ1台で全てをこなすことは難しいですが、ネットショッピングをしたり、Web会議をしたりといった作業であれば十分こなせますし、YouTubeをみたりするのも十分です。
公式サイトでは、ゲームも楽しめるとの記載もありますが、ブラウザを利用したゲームだけでなく、「リーグ・オブ・レジェンド」といった軽量なゲームぐらいまで。
モバイル用のノートPCを探しているなら、十分な期待に応えてくれるでしょう。
※内容は公開当時の内容であり、現在と異なる場合があります。