今回は、「マウスコンピューター」のコンパクトPC「mouse CT6」のレビューとなります。
本製品のポイント!
☑手のひらにのるコンパクトサイズ
☑ギガビット対応有線LAN(RJ-45)&Wi-Fi6搭載
☑VESA取り付けキット・フットスタンド付属
☑価格:69,800円(税別)(税込76,780円)
バランスが良いので、コンパクトなPCを探している方にはおすすめです。
スペック:mouse CT6
まず、スペックから確認します。
何を言ってもコンパクト小さいは正義です。
mouse CT6 | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 4500U |
グラフィックス | AMD Radeon グラフィックス |
メモリ | 8GB (8GB×1) DDR4-2666/最大64GB (32GB×2) |
M.2 SSD | 256GB (SATA) |
無線 | インテル® Wi-Fi 6 AX200 (最大2.4Gbps) + Bluetooth 5 モジュール内蔵 |
重量 | 約591g/約749 g (スタンド装着時) |
外観:mouse CT6
ここでは、「mouse CT6」の外観を確認しました。
やはり、キーボードやマウス、入出力端子を確認します
本体外観および添付品:mouse CT6
本体、電源は当たり前としても、スタンド、VESAマウントが添付しています。
キーボードとマウスもセットとなっているので、ディスプレイがあればすぐに利用できますね。
本体とスタンド:mouse CT6
スタンドを止めるネジは手でも取り付け可能ですが、マイナスドライバーでしっかり取り付けできるようスタンド側に穴が開いています。
本体前面:mouse CT6
画面左側からSDカードリーダー、USB 3.0 Type-C、USB 3.0 ×2(上段)、USB 2.0 ×2(下段)、電源ボタン
マウスとキーボードは全面のUSB 2.0 ×2を利用すると考えるとなると、配線が気になるところです。
本体背面:mouse CT6
本体背面には、左からD-Sub端子、HDMI端子、USB 3.0端子×2、ギガビット対応LAN端子、電源、イヤホン・マイク端子、セキュリティスロットとなります。
このサイズで、2画面出力が可能なのはうれしいですが、USB-Cでの出力であればほかにも利用可能だったのでその点は少し残念です。
※前面のUSB Type-Cポートもディスプレイ出力には対応していません。
キーボードとマウス:mouse CT6
やはり、入力デバイスの使い勝手は大事です。
ここでは、キーボードとマウスの使い勝手を確認しました。
キーボード:mouse CT6
省スペースタイプのキーボードです。テンキーもきちんと4列タイプで誤って入力するシーンも少なかったです。
気にあるのは、見た目より押した感じが深いです。
見なくても、キーにイメージが記載されているので何とかなるかとは思いますが、箱にはキーボードで利用できるショートカットが記載されており、わかりやすくてよいですね。
マウス:mouse CT6
一般的なマウスです。
利用した感じは、NECや日本HPに添付されているマウスより少し軽い感じがします。
とはいえ、ノートPCのスライドパッドを利用するよりは全然快適です。
設置例:mouse CT6
モバイルディスプレイを利用し、キーボードとマウスを前面に接続。
後ろ側には、電源とHDMI端子を接続しました。
こうしてみると乱雑になるので、VESA取り付けキットを利用しディスプレイの裏側に取り付けるほうがよいでしょう。
各種ベンチマーク
ここではPCの性能を図るため、各種ベンチマーク結果から確認します。
ノートPCですので、複数のベンチマーク結果をご紹介。
CINEBENCH R20ベンチマーク結果:mouse CT6
結果詳細
CPU名 | 結果 |
---|---|
Intel Core i5-8265U | 1117cb |
Intel Core i7-8665U | 1153cb |
AMD Ryzen 5 4500U | 2126cb |
Intel Core i7-9700T | 2262cb |
Intel Core i7-9750H | 2617cb |
Intel Core i9-9980H | 2930cb |
Intel Core i7-9700 | 3033cb |
Intel Core i7-10875H | 4184cb |
Intel Core i9-10885H | 3370cb |
結果所感
CrystalDiskMarkベンチマーク結果:mouse CT6
M.2 SSDですが、接続が SATA接続のため納得の速度。
※今回搭載されていたSSDは、「A-DATA Ultimate SU800」でした。
DQ10ベンチマーク結果:mouse CT6
フルHD+低品質でなんとからスライムナイトが表示され「快適」という評価に。
以前レビューした、「B5-R5」と同じスペックのはずですが、少し見劣りする結果となりました。
FF14ベンチマーク結果:mouse CT6
フルHD+標準品質(デスクトップPC)でなんとか「普通」の評価となりました。
やはり、本格的なゲームは少し難しそうです。
3DMARK TimeSpyベンチマーク結果:mouse CT6
CPUの利用状況は高いままです。
一般的な利用には問題ありませんが、高い性能が必要となるゲームやクリエイティブ作業などは難しそうです。
最後に
今回は、mouse CT6を確認しました。
やはり、メモリは16GBまでカスタマイズし本来の性能が出せるようにしておいたほうがよさそうです。
また、SSDもM.2 PCI Express 接続のものに変更したいところです。
ディスプレイの後ろ側に取り付けると、気になるのが電源をどうやって入れるかです。
このサイズなら、ディスプレイ下に設置しても邪魔にならないのあえて取り付けなくてもよいですね。
バランスが良いので、コンパクトなPCを探している方にはおすすめです。
※内容は公開当時の内容であり、現在と異なる場合があります。