さて、今回は、クリエイター向けパソコンの中でも専用グラフィックスに「NVIDIA」搭載(旧Quadro)したおすすめのクリエイターPCについて紹介しています。
Quadro搭載おすすめモデル(デスクトップPC)
メモリは32GB十分。4Kや8Kといったサイズの画像や動画を編集するならメモリをカスタマイズしておくと良いです。
記憶装置は、SSDとHDDのデュアルストレージですし、Wi-Fi6やBluetoothも搭載しており便利です。
Quadro搭載おすすめモデル(ノートPC)
メモリは、最低でも16GB以上できれば32GB以上が推奨です。
Adobe Photoshopやillustrator、CADなどでの利用でもよいでしょう。 Core™ i7 10750HとNVIDIA Quadro RTX 4000 with Max-Q Designが選択可能な15.6インチモデル。
メモリは変更できないため選択するモデル選びが重要。
グラフィックスはNVIDIA Quadro T1000、T2000、RTX4000と種類が豊富で、ディスプレイも4K UHD IPS液晶も選択可能です。
目次
NVIDIA Quadroとは
Quadro?ってなにという方のためにも、おさらいもかねて見ていきたいと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/NVIDIA_Quadro
CADやプロダクション3DCGのモデリング、医療イメージングなどといった業務用途に設計されており、OpenGLに最適化されている。そのため、ゲームアプリケーション向けのMicrosoft DirectX (Direct3D) に最適化されたGeForceシリーズと対比される。
ということで、CADや3DCG用のグラフィックスで本格的な作業するプロの方。
建築の設計を行う企業の方。
などに、おすすめなモデルです。
「Quadro」の特徴としては、
上の記載にある「OpenGL」に最適化されていること。
3Dの描画が正確に表示される点です。
なお、「GeForce」の「DirextX」は高速に表示することを優先されているという違いがあります。
また、
GeForce が約1677万色表示
なのに対し、
Quadro が約10億6433万色を表示
できることから、より本物に近い色使いが再現できます。
そのため、CADやAdobeなどで、より正確な再現を求めるとなるとQuadro搭載するモデルとなるわけです。
2019年7月にNVIDIAよりGeForce向けにクリエイター向けドライバをリリースしましたが、Quadroの特徴であった10Bitカラーに対応しました。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1199083.html
Quadro搭載デスクトップPC
Quadroを搭載したデスクトップPCを国内BTOメーカーである、「マウスコンピューター」、「パソコン工房」
そして、PC世界販売でも最大手の「日本HP」
から確認します。
Quadro搭載デスクトップPC(マウスコンピューター)
マウスコンピューターは、現在クリエイター向けPCに力を入れており、Quadro搭載モデルもクリエイター向けブランド「DAIV」で販売されています。
イラストやデザイン、写真加工といった作業だけでなく、3DCGにも十分な性能です。
メモリも32GBと十分なサイズで、不安があるようであれば64GBへカスタマイズしても良いでしょう。
メモリは32GB十分。4Kや8Kといったサイズの画像や動画を編集するならメモリをカスタマイズしておくと良いです。
記憶装置は、SSDとHDDのデュアルストレージですし、Wi-Fi6やBluetoothも搭載しており便利です。
カスタマイズするならメモリを増やし、HDDかSSDを追加しておくと良いでしょう。
Quadro搭載デスクトップPC(日本HP)
机の上においても邪魔にならないコンパクトなサイズ。
ディスプレイの裏側にも取り付け可能で、キーボードから電源起動できるのはよいですね。
NVIDIA Quadro RTX 8000搭載可能なモデル。
価格も跳ね上がりますが、クリエイティブ作業でこれ以上のPCを探すのは難しいですね。
Quadro搭載ノートPC
ここでは、Quadroを搭載したノートPCをサイズも確認しながら紹介します。
Quadro搭載ノートPC(日本HP)
世界トップクラスのパソコンメーカーである、日本HP。
Quadro搭載ノートパソコンも豊富です。
14インチQuadro搭載モデル
モバイル用Intel Core i7とQuadro P520の組み合わせ。
1.4kgと軽量な部類であり、持ち運び用のQuadro搭載ノートPCを探している人向けです。
15.6インチQuadro搭載モデル
15.6インチと標準的なノートPCで、専用グラフィックスを搭載したノートPCとしては、約1.76kgと軽量なモデルです。
グラフィックスには、NVIDIA Quadro P520と14インチのFirefly 14がそのまま大きくなっています。
こちらは、グラフィックスに高性能なRTX 4000が選択できるモデル。
3D CADやシミュレーションベースのデザイン、場所を選ばず安心してレンダリング、デザイン、シミュレーションを行うことが可能です。
17.3インチQuadro搭載モデル
NVIDIA Quadro T1000~RTX 5000と高性能なモデルが選択できます。
CPUはノート用となりますが、Core i7、Core i9と高性能です。
光学ドライブにブルーレイドライブを搭載しているのもポイントです。
Quadro搭載ノートPC(Lenovo)
ThinPadシリーズは、IBM時代から高性能の代名詞。
そんな、レノボから4機種紹介。
15.6インチQuadro搭載モデル
第10世代Intel Core i5からXeonまで選択でき、グラフィックスには、Quadro P620を搭載しています。
ディスプレイも4K UHDが選択できるのもポイントです。
上記モデル同様 Intel Core i5からXeonまで選択でき、グラフィックスは、Quadro RTX 5000が選択できます。
グラフィックスはNVIDIA Quadro T1000、T2000、RTX4000と種類が豊富で、ディスプレイも4K UHD IPS液晶も選択可能です。
17.3インチQuadro搭載モデル
第10世代Intel Coreプロセッサーを搭載するモデルだけでなく、最新のインテル Xeon搭載したモデルもあります。
グラフィックスには、NVIDIA Quadro T1000からRTX 4000と幅広く、最大4TBの超高速M.2ストレージを搭載できます。
ディスプレイは、17.3型の大画面ディスプレイで、4K UHD液晶ディスプレイ搭載モデルもあり。
最後に
ここまで、Quadro搭載パソコンを見てきました。
どれが良いかということになるのですが、「Quadro搭載パソコン」で高性能なモデルはデスクトップPCもノートPCも「日本HP」は外せないという結果になりました。
現実的なモデルとしても選択できますので、日本HPは必ず見ておく必要がありそうです。
価格を抑えるならパソコン工房、マウスコンピューターのデスクトップパソコンが候補になります。
デスクトップPCでは以下3機種
机の上においても邪魔にならないコンパクトなサイズ。
ディスプレイの裏側にも取り付け可能で、キーボードから電源起動できるのはよいですね。
メモリは32GB十分。4Kや8Kといったサイズの画像や動画を編集するならメモリをカスタマイズしておくと良いです。
記憶装置は、SSDとHDDのデュアルストレージですし、Wi-Fi6やBluetoothも搭載しており便利です。
ノートPCでは以下3機種
メモリは、最低でも16GB以上できれば32GB以上が推奨です。
Adobe Photoshopやillustrator、CADなどでの利用でもよいでしょう。 Core™ i7 10750HとNVIDIA Quadro RTX 4000 with Max-Q Designが選択可能な15.6インチモデル。
メモリは変更できないため選択するモデル選びが重要。
グラフィックスはNVIDIA Quadro T1000、T2000、RTX4000と種類が豊富で、ディスプレイも4K UHD IPS液晶も選択可能です。
目的が決まっていれば、サイズが決まりおのずとどれを買えばよいかわかるかと。
Quadro搭載ノートパソコンは、まず日本HPの製品を確認しておきましょう。