さて、今回は
マウスコンピューターの法人向けノートPC
「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
のレビューとなります。
※マウスコンピューター様のご厚意により実機をお借りしてのレビューとなります。
※記載の内容については、公開当時の内容となり実際の構成と異なる場合があります。
目次
スペック
MousePro NB9 シリーズ「MousePro- NB993Z」のスペックについてです。
CPU | Intel Core i7-9750H |
メモリ | 16GB |
SSD | 960GB |
M.2 SSD | 512GB Samsung PM981 NVMe対応 |
グラフィックス | Quadro P3200 / 6GB |
液晶ディスプレイ | 15.6型ワイド液晶パネル ( 1,920×1,080 / LEDバックライト / ノングレア / IPS ) |
お借りしたPCがCドライブしか認識していなかったと今気づいて驚愕しています。
実際に搭載はされていたようなのでちょっとショックです。
機会があれば、別途確認します。
外観:MousePro NB9 シリーズ「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
外観について確認します。
本体外観および添付品:MousePro NB9 シリーズ「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
本体及びACアダプターとコンセント。
そして、マニュアル類一式です。
マニュアル類一式です。
一般向けのPCと添付されているものは一緒ですね。
個人的には、ファーストステップガイド。
面倒でもチェックしてほしい。
まれに、バッテリーがなかったりとかするんですよ。
といっても、1000台以上PC見て数回しかなかったです。
本体背面:MousePro NB9 シリーズ「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
背面には入出力端子はなく、排気のみ。
ディスプレイとの接続部が問題になることもなさそうです。
本体右側:MousePro NB9 シリーズ「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
本体中央より上部に端子があるため、SDカード端子や有線LAN端子があるのは、良いですね。
本体左側:MousePro NB9 シリーズ「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
本体左側の奥側。
盗難防止用の端子と排気ファンが確認できます。
本体左側の手前側。
HDMIとディスプレイポート×2
通常のノートPCならここまで外部ディスプレイへの出力端子はありません。
デスクトップ的にも利用するにも十分な母艦となりえます。
キーボードとスライドパッド:MousePro NB9 シリーズ「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
ノートPCとして使い勝手が気になるのは、
キーボードとスライドパッド。
こちらも確認していきます。
キーボード:MousePro NB9 シリーズ「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
キーボード。
電源ボタンの位置は右上で独立しており、問題ありません。
気になるの矢印キー周り。
ここを一列下にずらし、縦のサイズを半分にすると使い勝手が変わるんですが。
スライドパッド:MousePro NB9 シリーズ「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
スライドパッドは、iPhone 8の画面より少し大きいかな。
そして、指紋認証が独立しているのも特徴的です。
各種ベンチマーク
やはり気になるのは性能。
各種ベンチマークを確認してみました。
CINEBENCH R20ベンチマーク結果:MousePro NB9 シリーズ「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
第7世代のデスクトップ用CPUである
「Core i7 7700K」
と同等以上。
現在のCPUでいえば、
デスクトップCPUのCore i5同等の性能です。
とはいえ、ノートPCなら十分な性能です。
CrystalDiskMark結果:MousePro NB9 シリーズ「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
さすが、現在販売されている中でも最高レベルの性能です。
HDDが主流だったときはどうしてもノートパソコンのHDDが遅い為
体感速度も遅かったのですが、これならデスクトップPCと比較しても不満を感じることはないでしょう。
Adobe PhotoShopベンチマーク
Overall Basic Score | 824.6 |
General Score | 67.6 |
Filter Score | 95.7 |
GPU Score | 101.9 |
Photomerge Score | 85.7 |
DAIV-NG5300のスコアが650
DAIV-NG7700のスコアが1000
ということで大体中間。
価格も大体中間ですので、順当ともいえます。
v-ray Benchmark
CPUは、
DAIV-NG5300のデスクトップ用CPU Core i5搭載モデルと同等。
GPUは、
DAIV-5520とDAIV-5N(DAIV-NG5810)の中間。
となると、競合は、DAIV-5N(DAIV-NG5810)シリーズとなります。
x264 FHD Benchmark
こちらのベンチマークでは、
デスクトップPC用CPUであるCore i5を搭載した、DAIV-NG5300を下回る結果となりました。
動画のエンコードでは、やはりCPU性能が必要となるので、
との競合となります。
DQ10ベンチマーク結果:MousePro NB9 シリーズ「MousePro-NB993Z-MSD-1909」
ゲームでの性能を念のため確認しました。
GeForce RTX 2060を搭載した
DAIV-5N(DAIV-NG5810)以上の結果となりました。
最後に
Quadroという性質上、どういったものか気になっていましたが
CPU性能を必要とする作業は、
グラフィックス性能を必要とする性能は
と同等といっても良い結果となりました。
動画のエンコードやRAW現像をメインとする方なら、CPU性能が高い、
や
となりますね。
グラフィックス性能が必要となってくると
本製品
か
が良いという結果になりました。
そのため、社内で写真の加工や動画の編集が必要となる現場であれば、
本製品は、コストパフォーマンスの高い製品となりました。