今回は「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」のレビューとなります。
本製品のポイントは
☑Intel Core i5 採用
☑DVDスーパーマルチドライブ内蔵
☑SSDとHDDデュアルストレージ選択可能
と、
家族で利用だけでなく、仕事で事務用のPCを探してる方にもおすすめのノートPCです。
目次
スペック
カスタマイズ内容についても併せて説明します。
「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデルのスペック
改めて、スペックについてです。
CPU | Intel Core i5-8265U |
メモリ | 8GB(8x1)DDR4/PC21300 ※PC4-19200で動作します |
SSD | 512GB NVMe M.2 SSD |
HDD | 1TB HDD |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
液晶 | 15.6型 フルHDノングレア |
無線 | Intel AC 9462 IEEE802.11 ac/a/b/g/n (最大433Mbps) + Bluetooth 5モジュール内蔵 |
バッテリー | 駆動時間 約7.2時間 |
重量 | 約 2.1 kg |
本製品のカスタマイズポイントは、
・M.2 SSD(SATA接続)を容量の大きい高速なNVMe M.2 SSD へ変更
・HDDを追加
こうすると全くの別物のノートPCですね。
外観:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
まず、本体外観から紹介します。
本体外観および添付品:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
本体および添付品です。
ポイントは、ACアダプターですね。
ゲーミングノートPCやクリエイター向けノートPCでは、高性能な専用グラフィックスを搭載したモデルが多く消費電力も高いため、大型なものが採用されています。
省電力CPUを採用しており、専用グラフィックスも搭載していないため、消費電力の低い軽量コンパクトなACアダプターでも問題ありません。
マニュアル類です。
マウスコンピューターだけでなく今のノートPC全般に言えることですが、光学ドライブが搭載されていません。
本モデルでは、DVDドライブが標準で搭載されていることもポイントです。
そのため添付品にCyberLink社の製品がインストールされています。
本体裏面:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
バッテリーの取り付けにちょっと癖がありましたが、問題ないレベル。
画像右下には、カードリーダースロット[対応メディア:SDメモリーカード(SDXC,SDHC 含む)]が確認できます。
本体右側:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
本体右側には、ヘッドセット/ヘッドホン、マイク入力、USB2.0 ×2、そして、DVDスーパーマルチドライブが確認できます。
USB 2.0 ですので、マウスやキーボードを接続することが想定されます。
有線マウスを利用すると邪魔になるので、Logicoolの無線マウスのようなレシーバータイプのマウスを利用すると邪魔になりにくいですね。
テレビ会議などで利用するヘッドセット端子が取り付けやすい手前にあるのは良いです。
本体左側:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
左側には設置後常に接続しておくであろう端子が集中しています。
USB Type-C 3.1こちらは、USB Power Deliveryに対応しており、40W以上の出力ができるものであれば充電も可能です。
なお、こちらのUSB Type-C端子ではディスプレイ出力はできないので、外部ディスプレイを利用するならD-Sub端子かHDMI端子を利用する必要があります。
USB 3.0が手前にあるので、USBメモリなどでデータをやり取りするのに良いですね。
キーボードとスライドパッド:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
ここでは、キーボードとスライドパットについて確認します。
キーボード:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
キーボードについては、過去モデルと比較して矢印キーが半分となり、右側Shiftキーが押しやすくなっています。
テンキーについては、数字優先で+-*/記号が上へ移動しており、エンターキーが右下へ移動している珍しい配置です。
電源ボタンが左上にあります。できれば右側に欲しかったところです。
ただ、ESCキーと離れているので、押し間違えるようなことはないでしょう。
押した感じの反応が今一つで、カチッと入るイメージではありません。
スライドパッド:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
スライドパッドのサイズは、iPhone 8の画面と同等。
左右ボタンが物理的にわかれているのは良いです。
各種ベンチマーク:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
スペックから大体の性能はわかりますが、実際の性能について確認しました。
CINEBENCH R20ベンチマーク結果:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
値については、1133
ノート用省電力CPUである第5世代 Core i5の倍以上、デスクトップ用第3世代 Core i5と同等以上ということがわかります。
CrystalDiskMark結果:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
CrystalDiskMarkはディスクの読み書き性能を確認できます。
NVMe M.2 SSDを採用しているので、Diskの読み書きが速いのがわかります。
また、SATA接続のSSDと比較しても、3倍から4倍の速度となります。
HDDですので、SSDと比較してもかなり低速です。
とはいえ、写真や動画などのデータ保存用と考えると1TBとメインのサイズより2倍以上あるので十分でしょう。
DQ10ベンチマーク結果:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
値としては、8872
DQ10はゲームとしてはかなり軽量な部類ですが、それでも画質を落とせばなんとかなるレベルです。
ゲーム用としてはあまり期待できないですが、どうしてもゲームがしたければ、GeForce NOWなどを利用すると良いでしょう。
https://cloudgaming.mb.softbank.jp/
x264 FHD BenchMark結果:「mouse F5-i5 (インテル Core i5-8265U 搭載)」コラボモデル
結果としては、16.6FPS
ちょっとした動画エンコードならできるでしょう。
最後に
補足として、内蔵カメラも搭載しているのでZoomミーティングの動作も確認してみましたが、問題ありませんでした。
本製品は、15.6インチノングレア液晶ディスプレイを搭載した一般的なノートPCです。
家庭用ノートPCとしては、標準モデルでは記憶領域が256GBと少なめですが、NVMe M.2 SSDの512GBと普段使いにも問題ありません。
高速なSSDで全体的に快適に動作します。
本製品で気になった無線LANについては、家庭や職場の環境によりカスタマイズすると良いでしょう。
既に高速な無線環境があれば、カスタマイズし「Intel Wi-Fi 6 AX200 (最大2.4Gbps対応)」カスタマイズ費用は4,800円(税込:5,280円)
特に不満を感じていなければ、このままで良いでしょう。
家庭用ノートPCとしては、
インターネットで動画を楽しんだり、
DVDで映画を見たり、
家族の写真や動画を残したり、
快適にできますし。
事務用ノートPCとしても
Wordでの文書作成やExcelでのデータ処理。
PowerPointでの提案資料作成
等々。
今ノートPCの購入を考えているけど、何を買ったらよいか悩んでいるなら、
是非候補に入れておいていただきたい製品でした。
もっとCPU性能やグラフィック性能が必要なら、下記モデルを検討すると良いでしょう。
ではでは。
※2021/02/23 商品リンクを後継製品へ変更しました。