今回は
「HP EliteBook x360 1040 G6」
のレビューとなります。
本製品のポイントは
☑14.0インチワイドフルHD タッチ液晶ディスプレイ搭載
☑256GB M.2 SSD(PCIe Gen3x4 NVMe)高速SSD搭載
☑Intel Wi-Fi 6搭載
とモバイル向けのノートPCとして、十分な性能です。
目次
スペック
まず、基本性能をスペックから確認します。
CPU | Intel Core i5-8265U |
メモリ | 8GB DDR4 |
ストレージ | 256GB M.2 SSD(PCIe Gen3x4 NVMe) |
光学ドライブ | なし |
液晶 | 14.0インチ非光沢フルHD 液晶 |
無線 | Intel Wi-Fi 6 AX200 a/b/g/n/ac/ax + Bluetooth5 |
バッテリー | 最大 約17.4時間(JEITA測定法Ver2.0) |
重量 | 質量 約1.42kg |
メモリは後から変更できないオンボードタイプです。
WWANについても最初から搭載したモデルを選択する必要があります。
オプションで、DOCKステーションがあり拡張性が気になる場合は、追加すると良いでしょう。
また、タブレットペン「HP リチャージブル アクティブペン G3」がオプションで選べるのも良いですね。
外観:HP EliteBook x360 1040 G6
外観について確認しました。
本体外観および添付品:HP EliteBook x360 1040 G6
本体とACアダプターです。ACアダプターのケーブルは取り換え可能です。
ケーブルの取り換えはこのような形になっています。
本体取り付けは、USB Type-C端子ですね。
本体背面:HP EliteBook x360 1040 G6
本体裏側にはブランドの刻印があります。
360度本体が回転するため、端子がないのはしょうがないですね。
本体右側:HP EliteBook x360 1040 G6
本体右側にはボリュームと、ボリュームとUSB Type-Cポート(Thunderbolt) x2、HDMI端子 USB3.1ポート(パワーオフUSB充電対応)
360度回転するので、これはディスプレイを280度程度開いて使うと快適そうです。
本体左側:HP EliteBook x360 1040 G6
本体左側には、USB3.1ポート(パワーオフUSB充電対応)ヘッドセット、電源、ナノセキュリティロック ケーブル用スロット。
あと、モデルによっては、nanoSIMスロットがこちらに搭載されます。
キーボードとスライドパッド:HP EliteBook x360 1040 G6
実際の使い勝手について、キーボードとスライドパッドを確認しました。
キーボードとスライドパッド:HP EliteBook x360 1040 G6
電源ボタンが側面についていることから、電源ボタンがありません。
キーボードで特徴的なのは、電話キーがあるところです。
スライドパッドには、NFC、右側には指紋認証センサーがあります。
内蔵カメラ:HP EliteBook x360 1040 G6
特徴的なのはこのカメラに物理シャッターが搭載されていることです。
物理シャッターを有効にした状態はこんな感じ。
カメラが簡単に無効にできるのはWeb会議などで便利ですね。
各種ベンチマーク:HP EliteBook x360 1040 G6
「HP EliteBook x360 1040 G6」の実際の性能を確認しました。
CINEBENCH R20ベンチマーク結果:HP EliteBook x360 1040 G6
値としては、775
ノート用省電力CPU Core i5 5300より1.5倍程度の性能となります。
CrystalDiskMark結果:HP EliteBook x360 1040 G6
NVMe M.2 SSD(PCIe Gen 3)と高速なので、一般的なNVMe M.2 SSDより1.5倍となっています。
なお、本製品で採用されていたのはIntelでした。
3DMARK TimeSpyベンチマーク結果:HP EliteBook x360 1040 G6
FPSは、2.12FPS~2.46FPSとなっており、ゲームには向きませんね。
最後に
CPUの性能としては、可もなく不可もなし。
SSDの速度が高速なので、一般的な事務用や持ち出し用のノートPCとしては、十分活躍してくれます。
PowerPointでのプレゼンなども問題ないですし、今の時期であれば、Microsoft TeamsやZoomミーティングなどでも快適にWeb会議が出来そうです。
また、WWANスロットを選択できるので、モバイルを意識したモデルと考えて良いでしょう。
カスタマイズはほぼできないので、どのモデルを選択するかにつきます。
企業が導入するのであれば、本モデルかWWANモデルを選択すると良いでしょう。
バッテリーがかなり持つので、Web会議やプレゼンだけでなく学生が持ち運ぶPCを探しているご両親にもおすすめですね。
また、折りたたんで
オプション:「HP リチャージブル アクティブペン G3」
を利用すると、ClipStudioPaintなどで簡単なお絵かきも可能ですね。
ではでは。