パソコン実機レビュー

コンパクトなケース「SilverStone SG05-LITE」で省スペースデスクトップPCを作ってみた。

今回は、「SilverStone SG05-LITE」で自作PCを作成したのでそのレビューとなります。

ポイント!

☑CPU:AMD Ryzen 5 3600
☑マザーボード:ASRock B450 Gaming-ITX/ac
☑メモリ:32GB (DDR4-2666)
☑SSD:Samsung 860 QVO 1TB
☑HDD:HD721010CLA332 1TB
☑グラフィックス:玄人志向 GeForce GTX 1650
☑電源:玄人志向 600W KRPW-SXP600W/90+
☑ケース:SilverStone SG05-LITE

スペック:今回の自作PC

まず、スペックの紹介

正直、前世代のCPUとグラフィックスで高性能ではなく費用対効果をということで、作成しています。

もっというと、タワー型PCを使っていても机周りが邪魔でしかないので、なんとかしろという指令の元、実施しております。(涙)

OS Windows 10 Pro 64ビット
CPU CPU:AMD Ryzen 5 3600
グラフィックス 玄人志向 GeForce GTX 1650
メモリ CORSAIR 32GB(16GB×2) DDR4-2666
SATA SSD Samsung 860 QVO 1TB
HDD 1TB
マザーボード ASRock ROG STRIX B450-I GAMING
無線LAN インテル Wi-Fi 5(最大 433Mbps) + Bluetooth 4.2 モジュール内蔵
電源 玄人志向 80Plus Gold 600W SFX電源ユニット フルプラグイン KRPW-SXP600W/90+
重量 -

今回採用した「ASRock ROG STRIX B450-I GAMING」は、RTX 30シリーズを購入してもどこまで性能がだせるかわかりませんが、後日RTX 3060か3050を入手次第テストしてみます。

※いまだに購入できていません。

また、無線LANも「Wi-Fi 5」と旧世代で、「Wi-Fi 6」が標準となっている現在では少し古いイメージは否めません。

とはいえ、ITXでAMD CPUを搭載可能なマザーボードが限られており、この辺りは仕方ないともいえます。

なお、本ケースで利用可能なグラフィックボードは全長9.5インチまで。

最新のGeForce RTX 3060 Ti、3070でも選択肢は少ないですが搭載可能です。

外観

SilverStone SG05-LITE

SilverStone SG05-LITE

光学ドライブはジャンクでノートPC用のブルーレイドライブを購入して取り付けました。

ケーブルを買い忘れたので、別途注文しないといけないのですが、今の今まで忘れていました。

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ちなみに以前使っていたミドルケースとの対比。

ミドルケースの高さと比較しても半分以下のサイズです。

なお、このミドルケースは旧マザーボードにAMD Ryzen 3と中古のグラボ(GeForce GTX 960)、SATA SSDを追加し、息子への卒業祝いとなりました。

APEXが出来ればそれでよい模様。

光学ドライブが付いていませんが、これは取り付け前です。

キーボードとマウス

ここでは、普段使っているキーボードとマウスについて紹介。

キーボード:Logicool K840

キーボード:Logicool K840

キーボード:Logicool K840

入力音は結構しますが、押した感じはしっかりしていてLogicool K120とかと比べても入力している感じがします。

キーボードからメーラーや電卓が起動出来たり、ミュージックプレーヤーが起動できる機能がついてるのも便利です。

マウス:Logicool M325

マウス:Logicool M325

マウス:Logicool M325

これは携帯用で購入したのですが、レシーバーが必要なタイプだったので、据え置きPCで使うことに。

左右対称のマウスということだけでなく、センターホイールを左右に倒すことで、ブラウザの戻るや進むに対応しています。

単3乾電池が1本必要ですが、アルカリ乾電池で大体1年ぐらい持ってます。

利用時間は1日あたり3時間ぐらいです。

各種ベンチマーク

ここではPCの性能を図るため、各種ベンチマーク結果を確認しました。

複数のベンチマーク結果をご紹介。

CINEBENCH R23ベンチマーク結果

CINEBENCH R23結果

CINEBENCH R23結果

CPU(Multi Core) :7680 pts
CPU(Single Core):71142pts
MP Ratio      :6.73x

Intel Core i7 7700Kと比較して1割程度低い状態。
現在販売されているIntel Core i5と同等と考えればよいでしょう。

CrystalDiskMarkベンチマーク結果

Samsung 860 QVO 1TB

Samsung 860 QVO 1TB

SATA接続のSSDではありえない値です。

理由は、マザーボードに添付されているソフトウェア「RamcacheⅡ」の恩恵が大きいところです。

CrystalDiskMark_RAMキャッシュ無効

CrystalDiskMark_RAMキャッシュ無効

無効にするとこうなります。
こう見るとSATA接続のSSDの速度としても普通です。

DQ10ベンチマーク結果

DQ10(最高品質)

DQ10(最高品質)

正直、DQ10のような軽量なゲームでは問題ないレベル。

GeForce GTX 1650はGTX 1060 3GBと同等と考えると、十分な結果です。

FF14ベンチマーク結果

FINAL FANTASY 14(最高品質)

FINAL FANTASY 14(最高品質)

FF14の推奨スペックと比較すると少し低いわけですが、負荷の高い状態でも画質を落とせば十分楽しめるレベルです。

FF15ベンチマーク結果

FINAL FANTASY 15(軽量品質)

FINAL FANTASY 15(軽量品質)

軽量品質だと、快適な評価です。

このぐらい負荷の高いタイトルをプレイするなら高性能なGeForce GTX 1660以上が良いでしょう。

最後に

今回は、自分で作ったPCを客観的に見てみました。

正直、性能を求める人にはつまらないかと思います。

しかし、普段使ってる用途から考えればこのレベルでも十分快適です。

最終的にCPUとグラフィックスは、AMD Ryzen 9 3900かAMD Ryzen 5 5600X、GeForce RTX 3060の組み合わせにしようと考えています。

設置イメージ
デュアルディスプレイですが、その下のスペースに本体が設置できるのもうれしい限り。

参考価格

品名 購入時の参考価格
OS Windows 10 Pro ¥25,331
CPU AMD Ryzen 5 3600 BOX ¥26,562
マザーボード ASUS AMD B450 搭載 AM4 対応 マザーボード ROG STRIX B450-I GAMING ¥16,409
メモリ CORSAIR 32GB(16GB×2) DDR4-2666 ¥16,494
SSD Samsung SSD 1TB 860QVO ¥13,110
HDD HD721010CLA332 1TB ¥7,000
グラフィックス 玄人志向 GeForce GTX 1650 ¥18,878
ケース Silver Stone Mini-ITXケース フルブラック SST-SG05BB-Lite/B ¥4,880
電源 玄人志向 80Plus Gold 600W SFX電源ユニット フルプラグイン KRPW-SXP600W/90+ ¥9,782
合計 ¥138,446

購入当時の価格ですのであくまで参考となりますが、こう考えると下手に自分で組むよりBTOメーカーでPC買ったほうが安上がりです。

今回はOSやCPU、専用グラフィックスを前のPCから引き継いでいますので、変更となったのは、
・マザーボード
・ケース
・電源
です。

このクラスのコンパクトPCを販売しているメーカーPCがないので、どうしても自作となります。

唯一販売しているのはサイコム。




BTOパソコンのサイコム

今回はAMD APUをベースとしていますが、Intel CPUベースで同等のPCが購入可能です。
問題はグラフィックス。ものがないのが難点です。

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