今回は、ASUSの15.6インチゲーミングノートPC TUF Gaming FX505DT 「FX505DT-R5G1650S」のレビューとなります。
本製品のポイント!
☑15.6型ワイドTFTカラーフルHD液晶(144Hz)搭載
☑重量:約2.25kg
×キーボード:100キー英語キーボード
現在販売終了していることから、同等の製品を紹介
目次
スペック:ASUS TUF Gaming FX505DT 「FX505DT-R5G1650S」
まず、スペックから確認します。
専用グラフィックスを搭載したゲーミングノートPCの中でも標準的なモデルです。
ASUS TUF Gaming FX505DT 「FX505DT-R5G1650S」 | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 3550H |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650搭載 |
メモリ | 8GB PC4-19200(DDR4-2400) |
M.2 SSD | 512GB NVMe対応 |
液晶パネル | 15.6型 1,920×1,080ドット (フルHD) (144Hz)ワイドTFTカラー液晶 |
無線 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax + Bluetooth 5 モジュール内蔵 |
重量 | 約2.25kg |
外観:ASUS TUF Gaming FX505DT 「FX505DT-R5G1650S」
ここでは、ASUS TUF Gaming FX505DT 「FX505DT-R5G1650S」の外観を確認しました。
キーボードスライドパッド、入出力端子などどうなっているか確認します。
本体外観および添付品:FX505DT-R5G1650S
本体と添付品の一覧です。
本体とACアダプターと電源ケーブルになります。マジックテープでまとめることができるのはよいですね。
本体裏面:FX505DT-R5G1650S
四つ角に本体を支えるラバークッションがあります。これなら、排熱も十分ですね。
残念なのは、バッテリーが取り外しできないところ。バッテリーが交換できないと交換したい場合はメーカーに送るか買い替える必要がありますし、大容量のものに変更できないので。
本体右側:FX505DT-R5G1650S
本体右側には、セキュリティワイヤーを接続する端子のみ。現状から考えると光学ドライブはなくてもかまいませんが、できればUSB端子は欲しかったところです。
本体背面:FX505DT-R5G1650S
本体背面には左右に排熱のため排気口を搭載しています。
排気口をふさぐような構成になっていないだけでなく、ディスプレイを閉じても通知用のランプが見えるのはよいですね。
本体左側:FX505DT-R5G1650S
左から、電源、有線LAN、HDMI、USB 3.0、USB 2.0×2、イヤホンマイク
並びから考えると、よく使うものが奥になるようになっていると考えられています。
USB Typee-Cでドックを利用するものでなければ、この配置以外はないでしょう。
キーボードとスライドパッド:ASUS TUF Gaming FX505DT 「FX505DT-R5G1650S」
やはり、入力デバイスの使い勝手は大事です。
ここでは、キーボードとスライドパッドの使い勝手を確認しました。
キーボード:FX505DT-R5G1650S
ゲーミングPCらしい「WASD」が反転しているのはわかりやすくてよいですね。
キーボードは英語キーボード。日本語で利用するとアンダースコア(アンダーバー)が使えなくてちょっと不便ですが、設定で利用できるようになります。
キーボード設定の変更方法
>時刻と言語
>言語
>優先する言語 日本語>オプション
>ハードウェア キーボード レイアウト
>レイアウトを変更する。
スライドパッド:FX505DT-R5G1650S
比較対象としてASUS Zenfoneを利用。
スライドパッドは、ボタンが独立していない一体型であり、マルチタッチ対応です。画面スクロールなんかは指2本で上下させるとできるので、慣れるとマウスがなくてもなんとかなります。
※当然あったほうが使いやすい場合もあります。
各種ベンチマーク
ここではPCの性能を図るため、各種ベンチマーク結果から確認します。
ノートPCですので、複数のベンチマーク結果をご紹介。
CINEBENCH R20ベンチマーク結果:FX505DT-R5G1650S
結果詳細
CPU名 | 結果 |
---|---|
Intel Core i5-8265U | 1117cb |
Intel Core i7-8665U | 1153cb |
AMD Ryzen 3550H | 1624cb |
Intel Core i7-9700T | 2262cb |
Intel Core i7-9750H | 2617cb |
Intel Core i9-9980H | 2930cb |
Intel Core i9-10885H | 3370cb |
Intel Core i7-10875H | 4184cb |
AMD Ryzen 9 4900HS | 4269cb |
CPUの性能としては、上位モデルと比較するとちょっと低めです。
とはいえ、ゲーム用入門機としては十分な性能といえます。
CrystalDiskMarkベンチマーク結果:FX505DT-R5G1650S
NVMe M.2 SSDを搭載しており、十分高速。
今回確認したSSDは「Micron MTFDHBA512QFD」でした。
DQ10ベンチマーク結果:FX505DT-R5G1650S
DQ10のような軽量なゲームなら快適にプレイできます。
FF14ベンチマーク結果:FX505DT-R5G1650S
FF14のベンチマーク結果です。
数値としては、「8191:非常に快適」となりました。
GeForce GTX 1650の性能を考えると十分といえます。
FF15ベンチマーク結果:FX505DT-R5G1650S
FF15のベンチマーク結果です。
数値としては、「3501:普通」となりました。
さすがにFF15はゲームの中でも高いグラフィックス性能を要求されるので、高画質で快適にプレイするのは難しそうです。
Blenderベンチマーク結果:FX505DT-R5G1650S
CUDAでの結果です。
「BMW27」で2m42sと中々の結果です。入門機としては十分といえます。
最後に
今回は、ASUS TUF Gaming FX505DT 「FX505DT-R5G1650S」を確認しました。
ゲーム用の専用ノートPCとしては、入門機としても十分な性能です。
キーボードが英語キーボードでも、スピーカーやマイクをオフにできるファンクションキーがあるのはよいですね。
英語キーボードが気になる方も設定を変えればよいので、その1手間が気にならなければよいですね。
※内容は公開当時の内容であり、現在と異なる場合があります。