今回は、「マウスコンピューター」のゲーミングデスクトップPC「G-Tune HN-Z-6700XT」のレビューとなります。
本製品のポイント!
☑RADEON RX 6700XT搭載
☑メモリ16GB、記憶装置 512GB NVMe M.2 SSD
☑価格:274,780円 (税込)
スペック:G-Tune HN-Z-6700XT
まず、スペックから確認します。
ゲーミングデスクトップPCとしては、十分、「Radeon RX 6700 XT」を搭載しているのがポイントです。
G-Tune HN-Z-6700XT | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-11700K |
グラフィックス | Radeon RX 6700 XT GDDR6 12GB |
メモリ | 16GB (8GBx2) DDR4-3200 SDRAM SODIMM |
ストレージ | 512GB NVMe M.2 SSD |
無線 | Intel Wi-Fi 6 AX201(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n / 最大2.4Gbps対応) + Bluetooth 5モジュール内蔵 |
重量 | 約約13.1kg |
外観:G-Tune HN-Z-6700XT
ここでは、「G-Tune HN-Z-6700XT」の外観を確認しました。
キーボードマウスなどについては標準で添付されていないことから、今回除外しています。
本体外観:G-Tune HN-Z-6700XT
本体はタワー型デスクトップPCとして標準的です。前面には光学ドライブと電源ボタンが確認できます。
添付品とマニュアル類:G-Tune HN-Z-6700XT
マニュアル類です。マウスコンピューターの添付品としては一般的です。サポートマニュアルはパソコンに詳しくない方にはうれしいです。
本体背面:G-Tune HN-Z-6700XT
本体背面で特徴的なのは、HDMI端子。本体前面上部にあるHDMI端子を利用するための延長ケーブルで、利用する際はグラフィック端子へ接続する必要があります。
本体上部:G-Tune HN-Z-6700XT
本体上部には、USB 3.0端子が4つ。あとは、HDMI端子とSDメモリーカードリーダー。
HDMI端子とSDカードリーダーにはカバーがついていますが、USB端子とマイク入力とヘッドホン出力にはカバーがありません。
ここは、スライド式のカバーなどがあると良いかもしれません。
本体裏面:G-Tune HN-Z-6700XT
本体裏側です。足と取り外し可能なフィルターが確認できます。マグネット式ですので、本体との隙間もできませんし掃除もしやすいです。
各種ベンチマーク
ここではPCの性能を図るため、各種ベンチマーク結果から確認します。
ゲーミングノートPCとはいえクリエイティブ作業も可能なモデルですので、複数のベンチマーク結果をご紹介。
CINEBENCH R20ベンチマーク結果:G-Tune HN-Z-6700XT
CPU名 | 結果 |
---|---|
AMD Ryzen 5 3500 | 2599cb |
Intel Core i7-9700 | 3033cb |
AMD Ryzen 7 3700X | 4432cb |
Intel Core i7-10700 | 4667cb |
Intel Core i7-11700K | 5378cb |
Intel Core i7 10700と比較しても1割以上上昇しています。
かなり高い性能で、負荷の高い作業も十分快適にこなせるでしょう。
CrystalDiskMark ベンチマーク結果:G-Tune HN-Z-6700XT
NVMe M.2 SSDでも高速な部類。搭載されていたSSDは「ADATA SX6000PNP」です。
NVMe 3.0x4接続で、シーケンシャルリード最大2,000MB/sとなっており、実際に想定範囲内の結果となっています。
このモデルより高速なNVMe M.2 SSDもありますが、十分高速です。費用対効果を考えるとこの選択は悪くありません。
こちらはデータ用として利用できるHDDの結果です。
やはり、SSDと比較するとかなり低速です。しかし、2TBと大容量でデータの保存には十分。
DQ10 ベンチマーク結果:G-Tune HN-Z-6700XT
ゲームでも軽量な部類のゲームタイトルとして、DQ10のベンチマーク結果です。
ある程度のグラフィック性能があれば十分プレイできますし、この結果なら気にすることはないでしょう。
FF14 ベンチマーク結果:G-Tune HN-Z-6700XT
ゲームタイトルの中でも、中級クラスとして代表的なFINAL FANTASY ⅩⅣのベンチマーク結果です。
値もかなり高く、このPCなら大型アップデート「暁月の終焉」以降も画質を抑えれば十分快適に楽しめます。
FF15 ベンチマーク結果:G-Tune HN-Z-6700XT
重量級タイトルの代表として、FINAL FANTASY ⅩⅤのベンチマーク結果です。
フルHDの高品質で「とても快適」といった結果。これなら、4Kといった画面サイズでもプレイできそうです。
Adobe Photoshop CC ベンチマーク結果:G-Tune HN-Z-6700XT
Adobe Photoshopのベンチマークの結果です。
この性能なら、4Kサイズの高画質写真の加工も快適にできそうです。
しかし、メモリが16GBと少ないので、本格的な作業を行うなら32GBへカスタマイズしておきたいところです。
Blender ベンチマーク結果:G-Tune HN-Z-6700XT
無料の3DCGソフト「Blender」のベンチマーク結果です。
「BMW 27」の結果で、CPUだと「3分2秒」。OPENCLで「57秒」
グラフィック性能が高く、OPENCLだとかなり短時間で進みます。本格的な3DCGでも十分な性能といえます。
最後に
今回は、G-Tune HN-Z-6700XTを確認しました。
CPUは第11世代のIntel Core i7と最新のもので高い性能が確認できました。
グラフィックス性能は多くのゲームタイトルの推奨スペックをクリアしており、タイトルによっては4Kでも楽しめそうです。
クリエイティブ作業では、イラストやグラフィックデザインといった作業は十分快適ですが、メモリがもう少し欲しいところです。グラフィック性能が高く本格的な3DCGや動画編集も十分快適にこなせます。
このモデルの特徴は本体前面にHDMI端子があるところです。
設置状況では地味に便利です。今回、モバイルディスプレイで検証したので前面にあると接続しやすくて便利だったので。
RADEON 搭載モデルのゲーミングモデルを探している方にもお勧めなデスクトップPCでした。
※内容は公開当時の内容であり、現在と異なる場合があります。