さて、今回は
マウスコンピューターのクリエイターブランド「DAIV」から
「 DAIV-NG4300H1-M2S5」
のレビューです。
※マウスコンピューター様のご厚意により、実機をお借りしてのレビューとなります。
本製品のポイントは
☑狭額縁を採用し13型同等のボディサイズ
☑14型液晶、本体重量約 1kgと軽量
☑最大約 14.7時間の長時間のバッテリー駆動
普通のモバイルノートPCとして十分な性能ですね。
本モデルはこちらの後継ともいえるのですが、変更点についても見ておきます。
目次
スペック
今回お借りしたモデルは、上から2番目です。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-8565U |
グラフィックス | GeForce MX250 |
メモリ | 16GB PC4-19200 |
M.2 SSD | 512GB NVMe対応 |
液晶パネル | 14型 フルHDノングレア |
上位モデルとの違いは、SSDのサイズとブランド。
これより下となると、メモリが8GBとなりますので、ちょっと辛いかと。
売れ筋はこちらと最上位モデルのどちらかでしょう。
外観:DAIV-NG4300H1-M2S5
まず、外観から確認します。
DAIV-NG4300H1-M2S5本体外観および添付品
本体にはブランド名が記載されています。
今回びっくりしたのは、ACアダプターの小ささ。
前モデル「NG4500」のACアダプターが大きかっただけに、ちょっと感動しました。
モバイルを考えると、ACアダプターも小さいほうが良いですし。
あと、ACアダプターのケーブル。
モバイル用なので、電源ケーブルが短く軽量なモデルが選択できるとうれしいのですが。
本体裏面
本体裏側からわかるのは、メッシュ状の範囲が他モデルより大きく排熱に気を使っているところ。
手前と奥側に接地面とのスペースを設けるために下駄的なものが確認できます。
奥側はもう少し厚くして、小さくしても良かったような気もします。
本体右側
本体右側に、
USB Type-Cポート、USBポート、HDMIポート、電源ポートと集中しています。
自宅で母艦的に使う場合、このあたりのポートが集中しているのは良いですね。
本体左側
モバイルノートPCなので、盗難防止端子もありますね。
モバイルノートPCだと有線LANポートが大体省略されていたり、外付けだったりすることが多いのですが
搭載されているのはうれしいところ。
キーボードとスライドパッド
ノートPCのキーボードとスライドパッドは、入力装置のメインとなります。
モバイルノートPCとなるとキーボードはイレギュラーなモデルが多いのも事実。
確認します。
キーボード
DAIV-NG5510やU400Sといったキーボードより良いモデル。
一般的なキー配置と違うのは、「変換・無変換」が1つになっているところでしょうか。
スライドパッド
前モデル「DAIV-NG4500」は物理的にボタンがわかれていたのですが、本モデルは区切りのないフラットな状態。
有効無効を切り替えることが可能なのも良いですね。
各種ベンチマーク
外観の次は、パソコンの性能です。
DQ10ベンチマーク結果
軽量ゲームの代表的なタイトルとして、参考までに。
十分な性能です。
画質をこだわらなければ、色々なタイトルのゲームが出来るでしょう。
CINEBENCH R15ベンチマーク結果
CPUの性能を確認するため、CINEBENCHの結果を確認しました。
CPU-Z BENCHMARKベンチマーク結果
CPU-Zのベンチマーク機能で確認してみました。
こちらでの性能は、デスクトップ用第7世代Core i7と同等という結果
ちょっと、納得いかない結果に。
x264 BENCHMARKベンチマーク結果
デスクトップ用第2世代のCore i7よりちょっと低い程度。
CrystalDiskMark結果
以前レビューした「DAIV NG4500」がSATA 接続のSSDで、こちらは、NVMe M.2 SSDを採用しており速度は3倍以上。
これならかなり快適でしょう。
最後に
前モデルである「DAIV-NG4500」の記事を見ながら感じたのですが、
重量は約半分と軽量でありながら、十分な性能でした。
とはいえ負荷の高い処理をさせていると、ちょっとうるさいと感じるかと。
SDカードスロットがないのは残念ですが、
最近のデジタル一眼レフカメラならWi-Fi(無線LAN)が搭載されており、スマートフォンなどにデータがコピーできますし、
Wi-Fiに対応したSDカードなどを利用してスマートフォンへデータを移しても良いですね。
グラフィックス性能で言えば、少し落ちているようにも思えますが、
当時販売されていたノート用のグラフィックスはGeForce 940MXだったかと。
GeForce GTX 1050ほどの性能でなくても、イラストやちょっとした写真加工の処理であれば問題ないでしょう。
結果的には、軽量コンパクトでバランスの取れたコスパの良いモデルでした。
なお、マウスコンピューターでは、
買った後も安心の
・信頼の国内生産(※一部製品を除く)
・24時間365日の電話サポート
・96時間で修理完了
は大きなポイントですね。
ではでは。
なお、通常モデルを探している方は、専用グラフィックスを採用していないX400シリーズもあります。